亀の甲より、本を読んどこう。

いろいろ書くのやめて、読書ブログにします。

社会的価値のある会社は株価で選べるかもね

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北海道釧路市のお寿司屋さん「静」のバラ寿司。ランチで1080円。
お吸い物と茶碗蒸し付き。めっちゃうまい昼めしなのです。

■えっ、まだ株やってないの? 日本はそんな社会人ばかり

別に株を推したいわけじゃないですが、クリエイターとして生きていくのならまだしも、サラリーマンとしてであっても、ビジネスマンとして生きていくならば、株をやる、或いは勉強しておくことは、就活でも転職でもはたらく上でも、よい勉強になると思います。

私自身、22歳くらいの頃から株はやってますが(成績はとんとんですが)、毎日の株価の変動が世の中の流行の流れと連動していたりするので、これほど実践的な学びのツールはないと思いますし、世の中には上場会社なのに、知らない会社は多いなと会社を知る機会にもなります。しかし、それ以上に非上場の会社も日本には多く、実際に自分の働いている場所も非上場ですが、今のところ良い会社だと思っています。良い会社で居続けるには、自分自身が成果を出すことも大事ですけど。

さて、ここからが本題ですが、今まで会社を選ぶ基準として「知っている会社(大企業、有名な会社)」と「給与・福利厚生が良い」と「やりたい仕事である」というのが大きな基準だったのではないかと思います。

 

ちょっと鼻のきく人は、資本金や自己資本比率、従業員数、創業一族経営などの点をみるかと思いますが、個人的に注目してほしいと思うのは、株価です。

ガンホーさんに未来はあるか

パズドラと言えば、誰でも知ってるスマホゲーム界のキラーコンテンツです。それを作ったのがガンホー・オンライン・エンターテインメントという会社。

この企業は日本の東証一部という日本で一番格式高い証券市場に上場しています。スマホゲームがまだ目新しい時代、パズドラは劇的にヒット。2005年3月9日に上場し、2013年1月くらいでは一株200円くらいの株価で、誰もが見向きもしない銘柄でした。しかし、同年、パズドラがヒットしたことにより、2013年の中期には1500円くらいにまで到達! このまま勢いが続くかのように見えますよね。

ですが、2016年3月25日現在の株価は一株303円です。アベノミクスの混乱や世界経済の動乱が関係していないとは言えないですが、正直、パッとしない株価だと思います。では、なぜこうなっているのか?


これは僕自身の考えでしかありません。いわゆる私見というものですが、いま、あなたの周りではスマホゲームを一生懸命やっている人はたくさんいますよね。スマホゲームはこの人数が多いほど重要で、課金してくれる人にタイトル(パズドラ、白猫プロジェクト、ディバインズゲートなど)の存続はかかっていると言っても過言ではありません。みんな、やってる(使っている)というのは確かに、流行や伸びる企業を見定める上でたしかに重要だと思います。

ただ、スマホゲームについて思うことですが、スマホゲームは架空の世界(フィクション)の話で、どれだけパラメータが上がっても、現実世界では何一つパワーアップしていない。タイピングソフトゲームでパソコンを打つ速さが上がるのなら、まだ有益かと思いますが、実質、ポイントをいくら稼いだところで、現実世界に反映されるものはありません。

自分自身、昔から根っからのゲーマーで今もたまにだけ、TVゲームをしますが、やり続けても娯楽以外に得るものはないので、やらないようにしています。もちろん、スマホゲームは絶対やりませんし、その他の時間は物事を考える時間、作品をつくる時間、本を読む時間に充てるのがほとんどです。

 

つまり、スマホゲームが、あるいはスマホゲームの会社がこの現実世界に実質的に何か有益なものをもたらしてくれるかという部分が重要で、それが社会的に有益かどうかが株価に表れてくるのだと思います。

 

スマホゲームの会社が嫌いなわけではありません。ただ、カ○コンとかバ○ナムとかスク○ニとかのほうが好きです、TVゲーム派なので。

要は、別にゲーム業界だけでなく、社会的に評価の低い会社は株価が低い。あるいは、実はすごいアイテムを持っているのに、まだ株価が低い企業もゴロゴロしているわけで、そういうとこを伸ばしてやるんだ、私しゃ!という感じで就活や転職をしてみるのはおもしろいんじゃないかと思います。

 

どんなことでも、多方面から観察すると、強みも弱みも見えてきます。そういう見方は、はたらく上でずっと役に立つはずです。スマ○ゲームにハマっている友人も多いですが、すごい時間のムダだなって、僕は思ってしまいます。だから、たまにLINE経由でゲームに誘われるとイラッとするので、誘わないでね(^_-)-☆

若者は副業OKな会社をねらうといいんじゃニャーの?

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ねこの雑貨を半額でゲット。このリアルな猫目がたまりません。

■副業解禁企業が世界を救うかも

サンテ(参天製薬)の目薬を使っている僕ですが、ロート製薬が副業OKになったというニュースをみなさんは知っていますでしょうか? ロート製薬以外にも大手もいくつか副業OKになってきているそうです。

副業OKだと何がいいのかというと、副収入が得られるのはもちろんのこと、違う仕事スキルが身に付き、本業(就業している仕事)にノウハウを活かすことができるかもしれないというのが僕の見立てです。

副業と言っても、ネットでモノを売り買いしたり、フリーマーケットで物を売ったり、カフェ経営をしてもいいのだと思います。

この副業OK、個人の収入の幅を広げることで、社員の幸福度を拡大することにつながると考えています。逆に言えば、もはや、企業体だけでは、社員個人の収入をカバーできなくなっているという時代なのかもしれません。

であれば、副業OKにして個人の稼ぐ力を養うことで、企業を人気化(人の集まる企業に変化)することにもつながるのではないかと考えます。

■副業で活躍する社員を、スター社員として抜擢すればいいじゃない

本業でも活躍する人が副業でも活躍するかもしれませんが、本業でフツーの人が副業で大活躍することもあるかもしれません。仮に副業OKの会社ならば、そういった副業大活躍社員をスター化してしまい、会社の顔にすると、おそらく、自由度が高い企業として、若い人から注目を集めることでしょう。

これからの時代、色んな稼ぐチャンネルを持っている人が生き残ると僕は考えています。国は、ベースアップを推進していますが、企業の力だけでは給料のベースアップは簡単にできるものではありませんから、期待するだけムダだと思います。

であれば、自分でその分はカバーする自主性を持つべきだと思います。24時間、戦う覚悟がいります。とは言っても、アタマを使う、ネットを使う、カラダだけで戦わないということがキーワードになってくるのではと考えています。

副業OKということを大きく採用活動でアピールしている企業は少ないように思いますが、こんなにも魅力的なコンテンツはありませんし、たったそれだけのことですから、地方の企業も、ベンチャー企業も、中小企業も、堂々と副業OK宣言してほしいと考えています。おそらく、それだけで若い人には効果的な福利厚生になると思います。

僕自身、株が好きで、四季報を読むのも好きで、自分が入れなかった会社の株を買うことで、社員の一員になったりするのが、ちょっと楽しい株の買い方になっています。そういう一企業にだけ属さない自由さが、これからの世の中、若い人たちにはウケることと僕は考えています。

 

企業人の一人として生きるのではなく、世の中を構成し、共に動かしていく社会人の存在が日本を豊かなものにしていくのではないでしょうか。競争社会から、協創社会へ。このSNS時代には、しっくり来る考えじゃないかニャーんてね。すいません、猫好きすぎなもので。


就活も天職も仕事も、誰もが100%の答えを知らない

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北海道は4月を目の前にして、雪が降りました。1月と同じ風景やん。風流~。

■自分で動くことを、理念にしてはいかがでしょう

 

今日、朝、会社へ行くときは青空が出ていて、そろそろ新年度が始まるなぁ、春ももうすぐだなぁとかのほほんとしながら、今は、大雪です。なくはない、北海道の常識です。

さて、本日、会社に行く際の列車の中(満員ではないどころか、席のほうが乗客よりも格段に多い通勤列車)、ブログのネタを考えていたら、ふと、こんな言葉を思いだしました。

「会社は学校ではない。自分自身で考えながら仕事をしてくれ」

 

これはソニー創業者の盛田昭夫さんの言葉で、この言葉を新入社員の入社式でいつもおっしゃっていたそうです。新入社員であっても、一から十まで教えている暇がないというのは日本のはたらく場の現実です。ですが、むしろ、この言葉の指すところは、新入社員といえど、戦力であるという意思表示だと思います。

私が好きな言葉に、日本の連合艦隊総司令長官 山本五十六氏が唱えた、

 

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

 

というものがあります。話し合い以前の言葉は有名ですが、以後の文章は意外と知られていませんが、盛田さんも山本さんも素晴らしい言葉を残されておりますが、両者とも言っていることは、同じではないかと私は思います。

 

それぞれに考え深いセンテンスが見受けられますが、共通する部分を抜け出せば「相手への信頼」です。

さすがに、教えられていないことばかりだと現場で動くのは大変ですが、それは自分が教えを乞いていない(積極的ではない)からかもしれません。むしろ、上司からすれば、「いつ、あいつは聞いてくるのだろうか」と待っているかもしれません。ですから、「すみません、私に仕事を教えてください!」と率直に言うのもよし、「すみません、○○をしたらよいと思うのですが、どう思いますか!」と切り込むくらいの姿勢を入社したら、あるいは、働いているのなら持つことが必要なのではと考えます。

そのような常に特攻する姿勢を持っている企業は、常に前に動く空気を持つことになり、成長する可能性が生まれるはずです。それは、何もせず、ただ、給料だけを頂くだけの仕事してるように見える人の働き方とは格段に違う、やりがいや仕事の楽しさを与えてくれるものと私は考えています。そうなると、仕事もプライベートも常にONでいられるので、人生、楽しくなるのではないかと。

 

■当然ながら、上司の中だけに100%の答えはありません

 

この間、ほぼ日刊イトイ新聞糸井重里さんが書いている今日のダーリンを読みました。すると、糸井さんが、自分の中に明確な答えがないことでも、インタビューされて答えなきゃいけないことが怖いみたいなことを書いていました。

これを読んで、なんでも知っていそうな糸井さんでも、そのように思うのだなと考えさせられました。ですが、よくよく考えれば、どんな人間もうまいことを百発百中で考えられているわけではないのは当然と言えば、当然かなと思います。

自分に近しい人物であれば、例えば、上司や先生という師にあたるような人に答えを求めてしまうのですが、人間、頭の中身は違うので、思いつくアイデアも思想も違います。こんなアイデアどうですか?と思いついたものを上司や先生に問い、ジャッジはできるかもしれませんが、上司や先生のジャッジが果たして正しいかも、上司や先生が違う人間に変われば、また見解は変わります。

むしろ、否定されたアイデアが本当は世の中に素晴らしくウケるものだったり、世界を変えるものである可能性は誰にも否定できるものではありません。

身近なものだと、ポストイット(ふせん)も最強の接着剤を発明する過程の失敗作がゆえんとのこと。そのアイデアをかんたんに貼って剥がせるアイテムに加工したのは、実に最強です。

このように、上司の顔だけ伺って、イエスを引き出すだけの行動はちょっと違うのではと思います。上司の依頼にイエスで答え、実現させるのは大事なことかと思いますけれど、自分で考えて、自分のアイデアおもしろいでしょ?と、強気に(でも、嫌われないように)アタックし続ける姿勢が成長するうえで欠かせないと思います。

自分は少なくとも、毎日、そのようにアタックすることを忘れないようにしています。でないと、結局、自分が何のために、仕事をしているかわからなくなり、はたらくことが嫌になってしまうと思います。若いころは、上司に従っていればいいと思っていた半面、上司を論破してしまうほど勝気だったので、だいぶ、損をしました。言い過ぎるのも、日本の世の中ではよくありませんので、前途ある若い方々は、感情の高ぶりにはご注意ください。それは私が言える名言かもしれません。