亀の甲より、本を読んどこう。

いろいろ書くのやめて、読書ブログにします。

日本人ってゆるいのが嫌い過ぎじゃないかな

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さっき、ヤフオクに出品したDVD。画像アップロード失敗したまま出品中 笑

 

■ゆるいはキライなニッポン人?

 

news.yahoo.co.jp

 

さっき上がっていたヤフーのトップニュース。こじはるさんクラスなら、20分遅れてもいいじゃないの。たしかに、会社に無断で遅刻したら怒られますし、信用失います。それがたしかに、ゲンダイニッポンです。

飛行機もバスも列車も定時運行が基本の国において、ちょっと遅れたなんてだけでも反感です。やさしそうな国に見えて、他者にはけっこうシビアすぎる国です。

 

冒頭の中途半端な写真も、個人的に出品しているものなので「まぁ、いいや」となりますが、これが会社から給与を頂く仕事なら許されないのはわかっていますので、すぐちゃんと修正します。それが、仕事。

 

という観点から見れば、こじはるさんの遅れはヤフートップニュースにさらされるべきものなのでしょうとも思えなくありません。しかし、たかが、20分くらい笑顔で許せるファンはいるでしょうし、こじはるさんに会えるんだぞ!? ファンなら20分くらい笑顔で許すはずです。

それを、ヤフーニュースで人の20分の失敗をさらすなんて、文春ですか、ヤフーニュースさん。ゲスの極みですか。いや、まぁ、それがゲンダイニッポンなのです。

 

■ただし、不倫はダメ。いまの日本の法律では

 

創造的脱力?かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論? (光文社新書)

 

 

最近、「創造的脱力 かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論」という若新さんの本を読みました。メガネのさばえ市に「JK課」を仕掛けた方の本です。こういうゆるさは、地方経済を活性化させる上で、バズる(拡散される)PR方法として有効な手段だと捉えているのですが、こうした本が日本において書籍化されるというのは、いかにゲンダイニッポンにゆるさが足りないかを示している証拠ではないかと僕は思います。

 

ちょっとすごい話に聞こえちゃうかもしれませんが、世界には一夫多妻制の国がありますし、もはや、家族ってなに? ということを僕は思っています。少子化とか言っているのならば、一人の夫に、一人の妻ではなく、数夫数妻制の国をつくってしまってはいかがかなと考えています。あくまで、ひとつのアイデアとしてですから。そうすれば、みな、兄弟姉妹。みんな、家族として助け合って生きていけると思います。

血縁関係がなければ、家族になれないのか、人はつながれないのか、そもそも、夫婦は血がつながってないでしょう。愛でつながれるかもしれませんけれど。

日本人がゆるくならないから、養子とか連れ子とかいう概念にも寛容になれていないのではないかと思います。マザー・テレサさんのように、だれしも分け隔てなく育てる心意気、僕はすごいと思っています。

そういう違った観点から見ると、ゲスの極みボーカルの川谷さんやジャーナリストの乙武さんは愛に溢れていた人として見直すこともできます。

ただ、今の日本では法律上、不倫は認められていませんし、長い慣習から、たくさんの人と家族を持つことができません。一人の人を愛すというのは素晴らしくもあるかと思いますが、愛し方を考え直すというのはなにかしら、必要なのかもとは思います。なんでもかんでも、囲い込む、鎖でつなぐというのはわがままな気もします。

と言っても、アイデアのひとつですけれど。ただ、ウチの母は、乙武さんファンらしく「乙武さんがそんなことするはずない!」とご本人が謝罪するまで言ってまして、悲しんでいました。それは紛れもない事実であり、まだまだ、世間も国も不倫は認めていないという空気感であることは間違いないようです。