亀の甲より、本を読んどこう。

いろいろ書くのやめて、読書ブログにします。

就活はもっとシンプルでいいんじゃないだろうか?

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懸賞で当たった野菜とフルーツ

■就活で悩むことは、ちょっと先の未来なくなるかも(日本において)

というのは、いい話に聞こえるかもしれないけれど、僕の中ではわるいこと。なんでかって言うと、日本全体、どこもかしこも人口減少で、引く手数多の売り手市場が到来しているからです。ただ、その中において、やはり人気企業や知名度のある企業に、人が殺到するのは自明の理といったところでしょうか。たぶん、僕自身も大学生の頃は、知名度のある会社しか受けなかった(知らないものは、ないものと同じというのは、広告の基礎的な考えにあてはまりそうですが)ということを思い出せば、きっと、今、就活中の方は、なんとなくわかってもらえそうな気がします。

というわけで、引く手数多な世の中でも、大企業やら知名度のある企業には人が(安易に)殺到するわけですが、東芝やシャープといった大企業の崩れ方はあまりにも衝撃的です。自分が就職していないから、関係ないというわけではなく、知名度神話が確実に壊れているような気がしてなりません。かつては、JALが一度、倒れたことも記憶に新しいままです。

ここで小見出しに戻りますが、就活して、やはりどこという会社を選ばなければ、どこかには就職可能な時代がまさに来ています。だからの答えとして、就活をシンプルに考えれば、就職先は必ずあります。それが、自分の住んでる地域の近くなのか、それとも県外なのか、世界なのか、選択肢を広げれば、そんなに悩むことのない問題ではないかと思います。逆に言えば、就職できなければ、エリアを広げれば、簡単にクリアできる問題ということ。

 

自分の学生時代の失敗は、「広告業やるなら東京」としか思っていなかったことで、仕事さえ好きなことができれば、別にどうでもいいと考えていたこと。おかげで、コピーライターになれる(求人広告のですが)ということにこだわり過ぎ、柔軟さゼロだったことで、東京の生活環境にメタメタにされました 笑

今は、自然があるところでクリエイティブなチャレンジができる環境に満足しています。給料は首都圏ほどではないですけれど、その分、生活費が安過ぎて、バランス取れ過ぎて怖いくらいです。

さらに、大きい企業=人がたくさんいる企業という風に見えるかもしれませんが、それだけライバルは多いし、その分、不景気になると大量に退職させられますし、一人ひとりの価値が薄まる気が自分はします。世の中、これだけ会社があるのだから、みな、少しずつ協力して、小規模事業者で手を取り合えば、小さい組織が点在し、小さい組織の中でコミュニケーションの取りやすさを重視、小さい組織外でも小さい組織同士、お互い仲良くやればいいじゃないでしょうか。

でかくなりすぎると、自分たちの利益確保のために、他社をつぶしにかかる気がして、あったかみに欠けるし、みんな疲れるような気がします。人間、協力して、人類として発展できなければ、この人口減少社会の日本はつぶれてしまうのではないでしょうか。危ないですよ。競争がない世界は発展が促されませんが、つぶし合うのは発展が生まれません。

世の中に、色んな味のハンバーガーやドリンク、おにぎりがあっていいし、選択肢があるとやはり世の中は豊かです。でも、売り上げ記録を作れ作れというのも、本末転倒というか売れなきゃ存在価値がないというのもヘンな感じです。売れなさ過ぎて、存続できないのもダメですが。暮らしていけない。

答えなんてでませんけど、ひとつ言えることは、自分のデータやモノの見方だけで事を進めすぎると良い結果は生みません。むしろ、他者の視点や偶然なんかも含めたり、思い切って、行動範囲から飛び出ることで、いい結果が生まれるであろうとは就活以外でも言えるかと。僕はそこだけは言い切ります。自分って、そこまで当てにならないものです。と考えると、ここで言うシンプルとは、凝り固まるとよくないってことですね。柔軟であれ、自分。それは、今、だから、ちゃんと口だけじゃなく、言えることかもしれません。