亀の甲より、本を読んどこう。

いろいろ書くのやめて、読書ブログにします。

小手先の就活ほど、役に立たないものはない

 

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たまたま、NHKを観ていたら流れた「花は咲く」のアニメスター・バージョン。新しきも古きも素晴らしいアニメのコラボ映像に母ともども、感動いたしました。

エントリーシート対策、面接対策、はたらくとは関係ない気がする

20代の頃、就活対策のようなブログを立ち上げたことがあるけれど、その時の自分が考えたのは、ウケるエントリーシートの書き方のようなものだったと思います。今現在、書く仕事も兼ねているので、今でもウケるエントリーシートであったり、ウケる面接対策ということも書けなくはないと思いますが、なんだか、それって実際に「はたらく」とはかけ離れているように思えて仕方ありません。

確かに、伝わる文章、伝わるプレゼンというのは自分が身を置く広告業においてもそうですし、人間が人間に訴えかける以上、どんな世界でも必要なテクニックです。つまりは、テクニック(小手先)でしかない気がします。小手先を極めると、テクニックになるとも言えますが、それよりも大事なことは、感情(想い)なんだと思います。

本当に自分の気持ちを伝えるほうが、受かったあと、ちゃんと仕事に打ち込めますし、自分の想いを固く描いておけば、いつまでも努力し続けられます。小手先で、エントリーシートや面接を切り拓いていく頭のいい人、よく見せるのがうまい人は沢山いると思いますが(実際、そういう人が何社も内定をかっさらっていくような気がします)、結局、彼らには、その仕事に就きたいという魂がない。だから、さっと辞めていく。ある種、彼らにとっては内定取得ゲームでしかないのだと思います。それはそれで、のちのち働きだしてから、苦労すると思うので色々、考え直す機会にぜひ直面してほしいものですが、自分が本当に何をしたいのかをはっきりさせておくことは、就活でも、転職でもやはり大きな職業選択の判断基準になるのではないでしょうか。


エントリーシートも、面接も通らないなら、視点を変えてみる

学生時代でエントリーシートを何十社にも送りましたが、勝率は7割くらいでした。ただ、しゃべるのが苦手で面接ではボロボロ。それで受かった会社も色々あって、9か月で辞めます。「はたらきたくない!」と思って、二年間ふらふらし、入った会社はブラックだったり。結果、精神的に鍛えられましたが、まず、働いてみるというのは大事だと思います。自分自身、何社も渡り歩いたことで、世の中にはピンからキリまで数多の会社があることに気付きました。

今、エントリーシートや面接で手こずっている人は、もしかすると、ものすごいハイレベルな会社をねらっているのではないでしょうか? ちょっと敷居を下げて、中小企業に履歴書を送ってみてはいかがでしょう。大企業や名の知れた会社は、あっさりとした格式ばった面接をしてくると思います。ですが、中小企業であれば、その面接の仕方もまた様変わりします。どっちの面接がいいのかは決して決められるものではありませんが、その時のフィーリング(空気感)は良い勉強になるのではないでしょうか。

自分をよく見せようとするばかり、なんとなく、嘘の自分を売り込んでいると、結局、はたらきだしてから苦労します。というか、疲れます。結局は、想いの強さ、そして、それを伝えられる力があれば、鬼に金棒です。これが前後してしまうと、なんで働いているのか、わからなくなってしまいますし、お金のため(生活のため)にしか働けなくなってしまいます。そうなると、行きつく先は、リストラ(戦力外通告)か自己都合退職です。

やっぱり、好きまたは使命(意義)を見つけることが、はたらく上で大事なんじゃないかと思います。伝達力とかアイデア力とかプレゼン力いう小手先(テクニック)は勉強すれば身に付きますしね。